RRR インド映画 

 私にはインド映画は中身空っぽで「歌って踊ってのインドの大衆芸能」みたいな偏見がありました。実際にインドで映画に連れて行かれた時、館内はまさにカオスでした。響きわたる女優の甲高い歌い声、噴水の周りでのどうでもいいマスゲームのような集団ダンスにうんざりした経験があります。

 昨年からこのRRRはYahooの中の映画のコメントで評価が異常に高く、気になっていて新宿の映画館まで行きましたが既にチケットが売り切れ。正直これ程までの人気だとは全く想像していませんでした。そして最近Yahooの映画の欄を見ているとRRRが未だ上映していることを知りました。なんと以前よりも上映している映画館が増えている。「この映画を観たい」という気持ちが強くなり会社の帰りに近所の映画館に観に行きました。

 3時間ぶっ続けで上映していたので終に我慢できずクライマックスの前にトイレに行きました。皆さん、鑑賞前に水分を取るのは控えましょう。すぐに戻ってきましたが席に戻れず脇で立ってみました。その方がスクリーンに近く迫力の映像を楽むことができました。

 感想としては、3時間飽きることなく連続的に驚きと感動がありました。時代背景は1920年代のイギリスの植民地下です。植民地の暗い影が最後までありますがそれよりも登場人物の生きることへの執念にみる力強い感動があります。そしてヒーロー二人の話題のダンスシーンもありテクニックとユニークさでとても観ていて楽しかったです。「インディージョーンズ」に似たアクションも多彩でとてもエンターテイメント一杯のワクワクドキドキな映画でしたが、通奏低音のようにインド人の持つイギリス人に対する虐げられたものとしての心の底からの「荒れ狂う火」のような怒りの情念、そして決してどんな厳しい状況でも諦めない魂の底からの強くて純粋な意思と直感的な行動力を感じました。是非映画館でこの映画を観られることをお勧めします。

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