出張の後 大原三千院へ

 出張が22日の夕方大阪で終わり翌日久しぶりに京都を観光することができました。疲れたので大阪の本町駅そばのアパホテルに泊まりました。夕食は梅田にある阪急、阪神、大丸で好物の惣菜を買ってきてホテルで食べました。

 翌日ゆっくり起きて大阪駅から新快速に乗ったのですが、列車の機械故障とかで京都駅に着いたのが11時を過ぎていました。以前から行ってみたかった大原の三千院にバスで行くことになりました。祝日だったので30分に一本ですが、丁度バスが出た後でした。暫く京都駅でお手洗いに行ったり伊勢丹の食品売り場をぶらついているとあっという間に時間が過ぎ丁度いいタイミングでバスに乗車。京都の市街地を抜けて40分ぐらいの行程です。途中鴨川を左手に見て東北の山道をカーブを切りながら奥深く進行してゆきます。

 終点の大原は山の中の長閑な盆地でした。昼をかなり過ぎていたのでお腹が空きましてバス停の側の食堂が目に入りメニューを見ていると美味しそうな稲荷寿司の定食がありました。稲荷寿司もおばん菜もとても美味しくこれが京都の味だなあと満足。その後テクテクと三千院への道を登って行きます。横に水の澄んだ小川が勢いよく流れていました。登っていくうちに段々と息が上がってきます。よく調べてこなかったので三千院が丘の上にあるなんて知らなかった。実はあの歌だけしか知りませんでした。そうです。「京都〜大原三千院〜 恋に敗れた女が一人。。。」永六輔さんの詩といずみたくさんの作曲でデュークエイセスが歌っていたメロディーが懐かしく行って見たくなったのです。

 訪れて初めて伝教大師最澄が開かれたお寺であることが分りました。ちょっと恥ずかしい。700円の入場料を支払って中に入ったらとても落ち着いた雰囲気で時間がゆっくりと流れていました。御堂の中も雰囲気が凛としていて自分の心が浄化させてくるような気持ちがしました。素敵な空間ですね。仏像は阿弥陀仏三尊坐像が圧巻でした。雪が大部分残っていて峻厳な大原の冬を感じることができました。平安時代に京都から離れたこんなところまで来られて住まわれたとは一体どんな人生だったのでしょうか。

 寂光院にも行く予定でしたがまた今度にして、バスに乗りました。四条河原町で降りて錦市場をぶらぶらして東京に帰ることにしました。

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